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多数決を疑う--社会的選択理論とは何か

複数の構成員による意見集約が必要な場面において、一般的に多数決が用いられる。しかし多数決は選択肢が3つ以上あるときには構成員の意思をうまく反映できないことがある。本書はそれを示し、そして多数決以外の意見集約ルールの可能性と実効性を探る。 多…

ソロモンの偽証

八月の末から三か月、月二冊ずつ刊行され、文庫で計六冊、一冊がだいたい550ページであるから大長編だったが、長さなど気にならず面白くて毎月続きが待ち遠しかった。宮部みゆきは小説がうまいのは認めざるを得ない。 クリスマスの日の朝に中学校で死体が…

ハーモニー 1

ハーモニー(伊藤計劃)読了。ゼロ年代ベストSFの呼び声高いこの本だが、私の読後の感想はわからんの一言だ。 とりあえず関係ありそうでしなも前から気になっていた専門書を読んでその後再読、感想としたい。 わからんなりにわかりたいと思っているからこそこ…

乳と卵

川上未映子の2008年の芥川賞受賞作だ。全編関西弁で、特に会話においてそれがこれでもかという程正確に再現されている、独特の文体が本書の特徴だ。会話が正確に表現されすぎて意味が取れないことが多々有り、それが笑いを誘う。また端々に感性の鋭さがある…