桐島、部活やめるってよ

朝井リョウの小説が原作の2012年の映画。監督は吉田大八。 とりあえずなんの説明にもならないあらすじから。バレー部に所属し県代表にも選ばれていて、学校のエース的存在の桐島が部活をやめたという噂が流れ、イケてるスクールカースト上位の生徒たちに動揺…

多数決を疑う--社会的選択理論とは何か

複数の構成員による意見集約が必要な場面において、一般的に多数決が用いられる。しかし多数決は選択肢が3つ以上あるときには構成員の意思をうまく反映できないことがある。本書はそれを示し、そして多数決以外の意見集約ルールの可能性と実効性を探る。 多…

飲料2

「土の味がする」とちまたで話題のレモンジーナをようやく手に入れた。こんなに胸が高鳴る感想はなかなかない。レモンジーナは発売2日で年間出荷本数を超えてしまったということで、現在発売が休止されている。これについては売れていることをアピールするた…

飲料

たぶん最近発売された「贅沢ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」を飲んでみた。かなりしっかりと乳酸飲料の味がする。にもかかわらず見た目は全くの水だ。ちょっと驚いた。 これまでにもみかん味のミネラルウォーターなどはあったが、それは少しのみかんの香…

今日の将棋電王戦第5局は記録的な短手数、たったの21手での終局というあまりにもショッキングな幕切れとなった。 コンピュータソフトAWAKEが後手で、開発者の巨瀬さんは元奨励会員だそうだ。プロ棋士になる夢は破れたが、コンピュータ将棋ソフトで将棋会館の…

思い出のマーニー

公開時、見に行くか散々迷って結局行かず、ようやくレンタルがはじまり早速見た。 結論から言えば、王道のジュブナイル作品で、また背景も美術も美しく、劇場で見なかったことを激しく後悔している。 主人公は人付き合いに関してもはや病んでしまっている女…

殺人事件の起きた現場はカフェか美容室か、そんなところだった。目の前には上下黒のスウェット姿の背の低い男が立っていた。そうだこの男が目撃者なんだ、この男の話を聞きに来たんだと得心した。 「何があったんですか」 と聞くと男は事件の全貌を詳細に語…

母親の勤める病院の理学療法士が、私の中学の同級生であることが判明した。 昨日職場の送別会があったそうで、彼とは今まで喋ったことがなかったが、たまたまテーブルが一緒になり話してみると、息子と年齢も出身中学も同じ。ためしに母が私の名前を伝えてみ…

夫婦別姓、再婚禁止期間

近々、夫婦同氏と再婚禁止期間の規定について最高裁の憲法判断がなされることとなった。 民法では夫婦同氏の原則を採用しており、婚姻に際して夫婦どちらかの姓が本名となる。多くの夫婦は夫の姓を名乗る。夫婦別姓は認められておらず、仕事をするうえで姓を…

とりあえず友人に送るラーメンとカレーの買い出しは終わった。あとはサトウのごはんで重量を調節することにしよう。2kgを分水嶺とする。 日本郵便のサイトで小包の重量、私の住む都道府県、友人のいる国を入力して、郵送料はわかったが、届く目安の日は線が…

アフリカにいる友人に送るラーメンを買ってきた。まだ決めていないが、現地の人と食べるために同じ味で統一すべきか、種類を別々にして友人が個人的に楽しめるようにすべきか、難しい問題だ。 今日は勉強5h。もう少しやろうか。

新年

今年の抱負として、読書の面では上半期に世界史、下半期に政治経済をそれぞれひととおりはわかるような読書をしたい。あと進化生物学関連の本を月に一冊読みたい。 勉強はやるしかない。本日2h。少ない。 ようやく年末からの懸案だった「若い読者のための世…

NHKニュース7で土日の気象予報を担当している岡村さんがW不倫報道をうけて出演を自粛し、平日担当の寺川さんが土日も出演するそうだ。 休みがないなんて、寺川さんがかわいそう。

映画三作

かぐや姫の物語がそろそろDVDレンタル開始ということで、ここ最近は高畑勲関連の映画をみている。 ・「高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくる。」 かぐや姫の物語作成中の高畑勲を追ったドキュメンタリー。wowowで昨年放送された番組をDVDにしたもので、挑戦編…

大学のころにテスト前にノートを借りたり、何度か家にお邪魔したことがあるくらいには仲が良かった友人が、風の噂で変な団体に入ったらしいと聞いた。 卒業後彼が大学院に進学したのは知っている。名前を検索すると、進学先の院で書いた修士論文は研究科の優…

ソロモンの偽証

八月の末から三か月、月二冊ずつ刊行され、文庫で計六冊、一冊がだいたい550ページであるから大長編だったが、長さなど気にならず面白くて毎月続きが待ち遠しかった。宮部みゆきは小説がうまいのは認めざるを得ない。 クリスマスの日の朝に中学校で死体が…

守本奈実アナ結婚かよ。ショックだわ。

映画二本

まずマルコヴィッチの穴。ネットで評判をみるとなかなか評価を得ているみたいだ。私には退屈でくだらなかった。徹頭徹尾意味不明で、途中からは1.5倍速でエロいとこはないのか確認する単なる作業となった。ラストもバッドエンドのように描かれているが、器が…

ナインティナインのオールナイトニッポンが9月末で終了するらしい。最近は聞いていないが、一時期毎週欠かさず聞いていた自分にとってかなりショックである。 私が聞いていたのは2002〜2004年の三年間ほどだ。兄がこのラジオが大好きで毎週MDに録って保存し…

そういえば最近ホーミーをマスターしたのだ。そのうち披露することもあろう。

学園祭

今週から来週にかけて中間テストがあるのだろう。近頃は平日でさえ公民館で自習する中高生が増えていて、恐らく日曜日は中高生で椅子が埋まってしまうだろうと予測し、今日は府立大の図書館で勉強することにした。 門をくぐるまえから日曜にしては活気があ…

笹井会見

正直に告白すると、あまり言っている意味がわからなかった。質問に対する回答がちょっとずつズレているように感じて、最後まで答えを集中して聞くことができなかった。この人はものすごく頭のきれる人として有名なので、頭良い人用の会見か。私はお呼びで無…

会見

一昨日の小保方さんの記者会見は、新たな有力な証拠の提示もしくはとんでもない論理破綻を期待していた私としては、無難に終わってやや肩透かしな印象だ。しかしネットアンケートでは会見に納得したという意見が五割を超えているそうなので、小保方さんとし…

ハーモニー 1

ハーモニー(伊藤計劃)読了。ゼロ年代ベストSFの呼び声高いこの本だが、私の読後の感想はわからんの一言だ。 とりあえず関係ありそうでしなも前から気になっていた専門書を読んでその後再読、感想としたい。 わからんなりにわかりたいと思っているからこそこ…

大河ドラマ

昔のことなので、恐らく事実誤認や記憶の捏造等あると思うが、大河ドラマの思い出。 90年代はよく大河ドラマを見ていた。母が大河ドラマが好きだったので一緒に見ていたのだと思う。 中身は覚えていないが、見た記憶のある一番古いものは92年の「信長 KING OF…

職質みたいなもの

今日は歩いてタオルを買いに出かけた。その店には出口のすぐ脇に駐輪場があって、帰りにその前を通ると「すみません」と声を掛けられた。 声を掛けたのは二人の警官だった。若い方の警官が、「さっきこの自転車に乗って来られましたよね?」と一台の自転車…

乳と卵

川上未映子の2008年の芥川賞受賞作だ。全編関西弁で、特に会話においてそれがこれでもかという程正確に再現されている、独特の文体が本書の特徴だ。会話が正確に表現されすぎて意味が取れないことが多々有り、それが笑いを誘う。また端々に感性の鋭さがある…

ルワンダの涙

本作は1994年に起こったルワンダ虐殺における公立技術学校の虐殺に焦点を当てた映画だ。原題は「Shooting Dogs」。物語は青年海外協力隊で教師として派遣された白人青年、学校の白人神父、そして黒人少女の三人を軸に進んでいく。まず冒頭でこの事件の(簡単…

公民館

近所に新しく公民館ができた。今まではやや遠くにある市民図書館で自習をしていたが、新しい公民館にも自習スペースがあるので最近はそこで勉強している。 そこの一番の利点は距離の問題ではなくトイレの綺麗さにある。私は胃腸が人より弱く、トイレに頻繁…

ピンポン

松本大洋原作のマンガの実写化で、主演は窪塚洋介、脚本は宮藤官九郎。公開は2002年だそうだ。もう12年も前になるのか。本作は卓球を題材にした、割と直球型の青春映画だ。私は青春映画はダサくなければならないと思っている。そしてこの映画はきちんとダサ…