今日は人生で初めてラグビーの試合を鑑賞した。昼頃にネットのニュースで日本代表が大金星を挙げたという記事を見て、再放送とかあるのかなと新聞のテレビ欄を確認するともうすぐに放送がされるみたいなのでちょっと見てみるか、くらいの軽い感じだったがめちゃくちゃ面白かった。始まるまでは、ルールもわからないし、今日は掃除もしたいから途中で離脱するつもりだったが結局全部見てしまった。ネットのニュースで結果を知っているにもかかわらずである。

 

試合内容がすばらしかった。抜きつ抜かれつのシーソーゲームで、どちらも点を取る雰囲気がある。ちょっと南アフリカに先行されている状況でも、そこで安定感抜群の五郎丸が独特の動作からのキックで追いつく。そして最後、もう時間がない場面で相手のファールを得て、ここでキックなら同点、トライを目指すならば成功すれば勝利、失敗すれば敗北の場面でトライを目指し、実際に決めるのだからこれ以上ない大興奮の試合展開だった。今まで見たスポーツの試合の中でもかなり上位に入りそうな名試合だった。

 

ルールがわからなくて心配だったが、テレビの画面横で、ファールの説明とかどのプレイで何点取れるのかとかを流してくれたの問題なかった。これはあまり日本ではメジャーではないスポーツを放送するときに必ずしてほしいくらい成功していた。

 

私がちょっと気になったのは、なぜスクラムを組むのかということだ。このあたりは当たり前すぎるのだろう、説明してくれなかったが、あの体勢って不思議じゃないだろうか。アメフトでもあの形をするのかもしれないが、スクラムが出現するスポーツは数あるスポーツの中で二つだけだ。私はこれは不思議だと思う。もちろんルールからして一番合理的なんだろうけど、その関係するルールとそこからスクラムが一番良いという論理が知りたい。