続き

あまりにもバカバカしすぎて書く気になれなかった。けどやはり書く。青野照市の発言から、第三者委員会が連盟の三浦九段に対する出場停止処分がやむを得ない措置であったと認定したが、そうではないことが明らかとなった。青野照市によると出場停止処分以外には、週刊誌で袋叩きにされることと、竜王戦を延期とする選択肢があったとのこと。この中で一番の被害が少ないのが三浦九段を出場停止にすることだとの認識らしい。私には全然そうは思えない。私がはじめ三浦九段はもしかしたらやったのかもしれないと思ったのは、証拠があるからこのような処分となったのだな、だって証拠もなくこんな措置をしたら、棋界の信用が失墜が避けられないし、三浦九段と法廷闘争にもなりかねず連盟にとって最悪な事態になると考えたからだ。

そのときは三浦九段に謂れもない因縁をつけて、嵌めて出場停止処分にしたなど考えもしなかった。しかし信じられないことに、連盟には確たる証拠はなかったし、嵌めた。

 

選択肢が三つあるなら残りの二つからしか選ぶ余地がないと普通考えるだろうに。その時点では三浦九段がグレーだったとしよう。証拠がないのだからクロだとは言わせない。ならばどう考えても週刊誌で袋叩きにされながらも竜王戦を開催し、連盟が身を呈して三浦九段を庇うべきだった。また延期の選択肢があるのならば延期している間に、三浦九段に対する疑義を徹底的に調査しクロなら処分で白なら開催の運びとすべきだった。

 

にしても三浦九段を生け贄にするのが一番被害が少ない選択肢だったと開き直る青野照市は悪魔か何かなのか。残酷で冷酷で卑劣だ。